10と12の最小公倍数と最小公倍数:還暦の60年は十干十二支の最小公倍数
10と12の最大公約数は2、最小公倍数は60です。
最大公約数 2
最小公倍数 60
最小公倍数は2つの数の積を最大公約数で割って求めます。
10 × 12 ÷ 2 = 60
ポイント
2つの数 ÷ 最大公約数 = 最小公倍数
還暦の60年は十干十二支の最小公倍数
還暦は60年ですね。還暦とはそもそもどういう意味でしょうか?
還暦の還は「一周」といった意味ですが、何が一周しているのでしょうか? それは干支です。
干支はそもそも十干と十二支の2つをまとめた言葉です。「ねーうしとら…」は十二支で、ネズミなどの動物12体からなります。十干は火や土といった10個のものからなります。
十干…10個のもの
十二支…12体の動物
それぞれの年はある十干とある十二支が割り当てられています。例えば2019年は己と亥です。十干は己、十二支は亥です。
十干は10年周期で同じになり、十二支は12年周期で同じになります。つまりまったく同じ十干と十二支がくるのは10と12の最小公倍数である60年後となるわけです。
つまり自分と同じ干支を持つ人は、自分よりも60歳年上の人ということです。60歳を還暦といいますが、これは干支が一周しているという意味なのです。